【解説】AEロックとAFロックの違いと使い方!カメラの設定について理解しよう

こんにちは!

カメラの設定には、AEロックとAFロックという機能があります。

なんだか似ていますが、なにが違うんでしょうか?

この記事では、AEロックとAFロックの違いと使い方について詳しく解説します。

これらの機能を使いこなすことで、撮影時の制御や被写体のピント合わせにおいてより柔軟な操作が可能となります。

AEロックとは?

AEロック(Auto Exposure Lock)は、カメラが自動的に設定する露出をロックする機能です。

撮影者が特定の被写体や撮影条件に合わせて、露出設定を固定することができます。

AEロックを使用することで、被写体の明るさを一定に保ちながら、構図や被写体の位置を変えることができます。

AFロックとは?

AFロック(Auto Focus Lock)は、カメラが自動的にピントを合わせる機能をロックする機能です。

撮影者が特定の被写体や撮影条件に合わせて、ピントを固定することができます。

AFロックを使用することで、被写体の位置や構図を変えても、ピントが合ったまま撮影することができます。

AEロックとAFロックの使い方

AEロックの使い方: AEロックは、撮影者が露出を固定するための機能です。

一般的な使い方は、被写体の明るさを測定するためにカメラを向け、露出を固定するためのAEロックボタン(またはシャッターボタン半押し)を押し続けることです。

その後、構図や被写体の位置を変えても、固定した露出設定が維持されます。

AFロックの使い方

AFロックは、ピントを固定するための機能です。

一般的な使い方は、被写体をカメラのフォーカスポイントに合わせ、AFロックボタン(またはシャッターボタン半押し)を押し続けることです。

その後、構図や被写体の位置を変えても、固定したピントが維持されます。

AEロックとAFロックの違い

対象となる設定の違い

AEロックは露出設定(絞り値やシャッタースピード)を固定するための機能であり、被写体の明るさに関係します。

一方、AFロックはピントの設定を固定するための機能であり、被写体の鮮明さに関係します。

つまり、AEロックは露出に関連し、AFロックはピントに関連しています。

使用するボタンの違い

AEロックとAFロックには、それぞれ異なるボタンが割り当てられています。

多くのカメラでは、AEロックボタンとして専用のボタンが設けられていますが、AFロックは一般的にシャッターボタンの半押しで行われます。

ただし、カメラの設定やカスタマイズによって、これらのボタンを切り替えることも可能です。

影響範囲の違い

AEロックは露出設定を固定するため、その影響範囲は画面全体に及びます。

一方、AFロックはピントの設定を固定するため、その影響範囲は主に選択したフォーカスポイント周辺に限定されます。

つまり、AFロックを使うと、被写体が画面内で移動しても、固定したフォーカスポイントでピントを合わせ続けることができます。

まとめ

AEロックとAFロックは、カメラの設定において重要な役割を果たす機能です。

AEロックは露出設定を固定し、AFロックはピントを固定するために使用されます。

撮影者はそれぞれの機能を使いこなすことで、被写体の明るさやピントを自在にコントロールすることができます。

適切な状況や撮影目的に応じて、効果的にAEロックとAFロックを活用しましょう。

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